バイノーラル録音の立体音響ドラマCD「意外なくだもの」
タイトル:意外なくだもの アーティスト:原田宗典、東京壱組、その他 媒体:CD ディスク枚数:1 レーベル:ポニーキャニオン 収録時間:46分 発売:1992/6/19 番号:PCCB-00088
バイノーラル録音による立体音響ドラマCDです。
原田宗典の書き下ろしによるシナリオ5編と、驚異の3Dミュージックが貴方をヴァーチャルリアリティーの世界に引きずり込む。 「ヴァーチャル・オーディオ・システム」採用。ヘッドホンを御使用になりますと、より一層の立体感をお楽しみになれます。
バイノーラル録音とは、録音を人間の鼓膜に届くまでの環境に合わせる事で、再生時の出力音をまるでその録音現場に居るかのような臨場感を味わう事が出来るというものです。 この技術は古くから存在していますが、意外と知られていない様に感じます(最近は動画サイトの影響で少し有名になりましたかね)。
収録内容は、女性と居酒屋に行ったり、自分が手術されていたり、犬になったり、様々なシチュエーションが楽しめて落ちも中々面白いです。 立体音響ですのでヘッドホンかイヤホンで聴いた方が臨場感が増します。
このCDは1992年に発売されているのですが、とても数十年前の音源とは思えないくらいクオリティが高いです。 私は割と昔から立体音響を主とした音源を聴いてきたのですが、最近の音源にも引けを取りません。 技術が進歩していないのか、もしくは当時から完成されていたのかもしれませんね。 因みに、嘘か本当か分かりませんが、劇中に音響機材が600万という話も出てきます。
- Seeds of Dreams#1
- ノーノー脳外科手術
- Seeds of the Earth
- 哀愁酒場に涙ふる
- 十分休憩の人々
- 娘さんよく聞けよ山男
- 壊しちゃう人々
- Seeds of Dreams#2
このCDが発売が古い事もあって入手困難です。 非売品ですがサンプルCD(8mmCDの収録3曲)も存在していますが、勿論そちらも入手困難です。