Panasonic(パナソニック) ステレオインサイドホン RP-HJE150
私が1000円前後の価格帯で最もコストパフォーマンスに優れていると思うイヤホンで、オーディオの沼にはまるきっかけとなったイヤホンです。当時、インナーイヤー型がだんだんと少なくなっていた頃にカナル型の存在を知り購入したイヤホンで、それまでは「イヤホンなんて何使っても殆ど変わらんだろ」と思って百円均一のイヤホンを使用していました。慣れないカナル型を戸惑いながら装着して音を鳴らした時に、百円均一のイヤホンとの違いに驚いた記憶があります。・・・その後、オーディオという沼にはまっていくのは、また別の話・・・
【スペック】製品ページ
- 品番:RP-HJE150
- コード長:約1.2m
- プラグ:ステレオミニプラグ(直径3.5mm,ストレート型,24K金メッキ)
- 質量:約11g
- 色:ブラック,ホワイト,レッド,ピンク,イエロー,ブルー,グリーン,オレンジ,パープル
- 形式:密閉型ダイナミック・ステレオインサイドホン
- ユニット:直径10.7mm
- インピーダンス:16Ω
- 音圧感度:100dB/mW
- 最大入力:200mW※1
- 再生周波数帯域:6~23,000Hz
音についてですが、系統はドンシャリ系の低域強めです。低域は低価格イヤホンにしては量が多く広がりがあります。中域は声の高い女性ボーカルは苦手です。高域は物足りないですが、バランス的に必要量は出ています。
まとめると低域寄りのイヤホンで、中域・高域は必要量出ているという感じですね。これだと、あまり良い印象を与えないと思いますが、この価格帯のイヤホンでは十分に優秀な音質であるという事です。
形状として特徴的なのが音の出口部分が楕円形ポートになっていて、耳にフィットしやすくなっています。
今は予備の予備として置いてある程度ですが、イヤーピースをLogcoolのUE900で使用していたものを流用してコンプライのフォームイヤーチップを装着してあります。イヤーピースとイヤホンが同額程度になってしましますが、遊んでみるのも面白いです。因みに、附属のシリコンイヤーチップよりも、フォームイヤーチップは遮音性が高くなるので音がよく聴き取りやすくなります。
私には低域の量が多すぎるのでオーディオプレイヤーの設定は「低2中3高5」の比率で振っています。まあ解像度が上がるわけではないので、好みのバランスにするだけですが・・・。
百円均一のイヤホンを使用している場合は、試しに購入してみてはいかがでしょうか。